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奈良、ならではのお話を。2023.12.6発信 〔第3号〕 

⇒ 知っているようで、知らない奈良。今回は、率川神社のお話です。


1. 率川神社(いさがわじんじゃ)は古くからある神社(子守町 大神神社の境外摂)



あまり知られていませんが、593年(推古天皇元年)との伝承がありますし、『続日本書紀』の765年の条に率河社とありますので、古くからあり、歴史を感じる由緒ある神社のようです。

これを機会に触れてみては如何でしょう。


2.安産・育児の神様の信仰



本殿は、一間社春日造の建物が三殿並び

 ・中央が子神の媛踏鞴五十鈴(ひめたらいいすず)

 ・西側に父神の狭井大神(さいおおみかみ)

 ・東川に母神の玉櫛姫命(たまくしひめ)がまつられ、両親が子供を大切に守っていること

  から、安産・育児の神(子守明神 こもりみょうじん)と知られています。


3.三枝祭(さえぐさまつり)、別名ユリ祭も有名


              《三つの社殿が壁でつながっています。》


三枝(さえぐさ:ユリの古名)の花で酒樽を飾り、巫女さんがユリをかざして舞を奉納する悪疫除けの祭(6月17日)も有名です。奈良時代以前から始まったとされ、一時途絶えていましたが、明治時代に復活しました。

 

※ 一番上の地図を参考に近隣を散策しては如何でしょうか。



 【 トピックス 】

奈良の鹿が、観光客増加で『鹿せんべい』を沢山いただき、欲しがらなくなっているとの情報があります。良かったのか、悪かったのか、鹿のお腹が心配です。






 
 
 

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